【ファッション誌】『リンネル』女性ファッション誌で初の1位/“暮らし系女子”市場を開拓
『リンネル』に僅差で『sweet』が追う
『リンネル』は「心地よい暮らしと装い」をコンセプトに“暮らし系女子”という分野を創出・開拓しました。2011年10月の創刊。
10代から70代まで幅広い世代の読者を獲得しています。
次号は5月19日に発売の7月号。
7月号の付録は今シーズン大人気のかごバッグ、北欧風テキスタイルが人気のブランド「コンジェペイエ アデュートリステス」とのコラボレーションアイテムです。
ブルーの布帛(ふはく:織物)とペーパーヤーンのコンビが爽やかなかごバッグは持っているだけで夏を先取りできます。
(出典:宝島社)
“暮らし系女子”とは?
“毎日を丁寧に暮らしたい” “日々の暮らしを大事にしたい““ファッションも住まいも同じ目線で選びたい”と考える女性たちのことです。
特徴として、家事き、 北欧(インテリア、 雑貨、 旅など)が好きで、 手芸、 キャンドルなど手作りに興味があります。
ファッションとインテリアの好みが似ている、 服はゆったりとした締め付け感のないものを選ぶ、 綿や麻など天然素材が好きという面もあります。
「目利きさん」の存在
『リンネル』では創刊のころから、 芸能人やインフルエンサーではなく、 「目利きさん」という芸能人ほど遠くなく、 実際の生活に基づいた情報を発信してくれる人たちを起用し、 「丁寧な暮らし」をより身近に感じてもらえるように働きかけています。 現在では、 読者の9割がSNSを使用しており親和性が高くなっています。
女性ファッション誌が全般的に好調
女性ティーンズ誌が全般的に好調なことから、 これまで雑誌を読んでこなかった10代~20代前半の読者が大幅に増加していることがわかります。
初のトップ5入りを果たした『mini』では、前年からの伸長率が116%と好調な売れ行きを見せています。10代の購入者が約3割・SNS世代が読む雑誌として、編集長は、「ヲタ活」をプラスαで新規読者開拓すると言っています。
スマホで見る・調べることができるものは取り除き、 雑誌ならではのコアな情報を盛り込んでいることが要因でしょう。