【1台4役】ICレコーダは在庫が少ない単4電池ラジオ付き仕様が防災面からも絶対有利
ラジオ付きICレコーダは4役をこなす?
ICレコーダといえば、もちろん録音することが本来の目的です。
小さくて音がよくて使いやすくて…。もしICレコーダが必要になったら、きっとこのような条件を思い浮かべることでしょう。
わたしは、あえて疑問を投げかけます。ICレコーダにできることは録音だけなの?
すでに正解を言っていますね。4役をこなすのです。
- 録音・再生(LINE入力もできます)
- ラジオ(FMだけのものもあります)
- MP3プレーヤー(1フォルダに199曲まで)
- USBメモリ(パソコンにつなぐコードがあれば対応できます)
この機能を別々に忘れず持ち歩くことを考えると、けっこう大変だと思いませんか?
はい、スマホである程度かそれ以上できます。それでは、バッテリーの問題はどうしますか?会議の録音をしているときに電話がかかってきたらどうしますか?
否定をしているのではなくて、スマホは進化中でバッテリーを消費するもの、また電話をしながら他のことをしにくいものだ、ということを念頭におくべきなのです。
さすがにゲームはできませんが、ICレコーダはMP3プレーヤーの代役になります。曲数は限られますが、1時間くらい過ごすには十分でしょう。
災害時に活躍、単4電池仕様は在庫僅少
阪神大震災や東日本大震災と日本は大災害の多い国です。非常時に有効な情報源は今でもラジオです。
スマホなどからインターネットにアクセスしようとすると基地局がいっぱいになってつながりにくくなったり、場合によっては基地局が壊れていたりすることがあります。
一方のラジオは送信所(東京のAMならスカイツリー)から発信される電波を受信するだけなので、アクセスが集中するといったことはありません。送信所も強固に作られておりバックアップもあるので聞こえなくなる心配もありません。
最後の問題はバッテリーです。最近の機種はリチウムイオン電池を専用の充電器かUSBで充電するものが増えてきました。
今も昔も、いざとなったら保存のきく電池を使用できるものを選ぶべきです。そのうえで、電池自体を充電式のものにすればよいのです。
以前は、とくに探さなくてもいい機種がありましたが、今では生産を終了したパナソニック(旧 三洋)のものしかありません。
議事録やメモなど急に必要になるICレコーダとして、災害時の情報源として1台かばんに入れておくことをおすすめします。
リチウム電池も同機能
リチウム電池も、単4電池を使えないことを除けば、1フォルダに199曲しか入らない点まで同じです。
リチウム電池仕様のものを使うなら、使う頻度にもよりますが、1~3日おきに就寝中か仕事中に(USBで)充電しておくといいです。
まとめ
今回のエントリーは、いつも以上に熱をこめました。理由は2点です。
- 時間が迫っていること。つまり、在庫が世の中に少ししかないこと
- わたしが愛着を持っている機種だということ。(父にもプレゼントしました)
ICレコーダは、もともとパナソニックが買収した三洋が強い分野でした。その頃はわたしも三洋のものを使っていたのですが、どこかに落としてしまいパナソニックのものを使い始めたのです。わたしが愛着を持っている理由は、おおかた理解してしまえば、きわめて使いやすいからです。便利なので父にもプレゼントしたほどです。
ソニーの方もわかりやすいです。バックライトが明るいので、普段使いで見やすさなどを重視される方はソニーもありです。スマホと同じで、充電だけはくれぐれも忘れないようにしてください♪
どちらもスピーカークレードルが付いていますが、単体でも小さなスピーカーが付いています。
たしかに両方ともUSBで充電はできます。ポータブル充電器さえあれば、どちらでも問題ないのでは?というふうに思えますが、非常時にはスマホなどのためにバッテリーは温存されるでしょう。大きな持ち物ではないわりに、かなり役に立つものなので、ぜひお手元に持っておくと安心できると思います。
パナソニックを使用の場合、スピーカー(クレードル)で充電するときは専用の左のものしか使えません。取り出して充電するときは右のような一般的なものやアルカリ電池も使えます。